『正解するカド』6話「テトロク」

今回はカドの移動が主題でした。

やはり空港の滑走路に2km四方の物体(物体じゃないですが)がずっと居座るのは邪魔だろうということでしょう。しかし出てきたときのように空中からポン、とは行かず、転がさなければならないとのことで、なんだかゲームの『XI [sai] 』を思い出してしまいましたが、転がし方はサイのようではなく。ちょうど僕も見ているときに思いつきましたが、まさにカドの角を利用して転がしていました。住民の避難なども含めて移動計画を立てて実行に移していく様は、やっぱりちょっと『シン・ゴジラ』的で、大規模な計画というのがどういう風にワークしていくのかというのを見るのは、なんだか楽しいものです。

そして、次。今度は「人類はもう眠らなくていい」とのこと。真道自身も既に何日も寝ていないようで、そもそもそれに気付くの遅いだろ、という感じはしますが、またザシュニナが何か新たなモノを人類にもたらすようです。

…思うに、この作品は実はリアルな『ドラえもん』なのではないでしょうか。ひみつ道具を、如何に人類が使うか、共有するか、向き合うか、などをシビアに描いている、そんな捉え方もできるように思います。逆に言えば『ドラえもん』のひみつ道具も、もっとリアルにシビアに描けば、結構面白そうだな、なんて。

ザシュえもんの次なるひみつ道具が何なのか、楽しみに次週を待ちたいと思います。