本日の酒

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山梨県北杜市の有名蔵である山梨銘醸の、七賢 夏純吟 生。今年の夏からの新しい限定品のようです。

とてもバランスの良さを感じる味わいで、米の旨味がありながらもどっしりとせず、むしろ軽さと爽やかさを感じます。フィニッシュからアフターにかけて少しピリリとする感じがありつつ、ほのかな米感が余韻に残る感じです。


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ご指定の通りのワイングラスで楽しんでいますが、これはこの時間に楽しむよりも、昼間で太陽がカンカンに照ってるところで、氷水を張ったバケツにボトルを突っ込んで、嗜んだりするのがやっぱり美味そうな気がします。つまり明日に残しておかないとな。ウーン。

しかし、アルコール感が割と強く鼻にツンとくるのと、香りは華やか・フルーティー路線なのですが、ちょっと抜け切らない感じというか、ピークが短い感じ、思ったよりもコンパクトにまとまってしまってる印象を受け、もう一押ししてほしいような気もします。加えて、あとに残る苦味が少し気になります。アルコール15%にしては、アルコールの存在感が大きいような。

もちろん、十分美味しい部類に入るお酒ですが、個人的に「七賢はまだこんなもんじゃない!」と思っているので、少しだけ不満が残ったというのが正直なところです。