語感が変な曲

タイトル通り、語感に違和感を覚える曲に勝手にツッコミを入れていくコーナー。

早速その一。

野菜果物の卸売業者ファーマインドのCMで、よくTVで目にします。farmとmindを合わせた造語なんでしょう。バナナとかがウリの商品のようです。問題の曲は最後のジングル。僕の耳にはファーマ・インドに聞こえます。イのところでメロディが上がるため、そこが切れ目に聞こえ、なんだかインドの農家に関連した会社なのかな、みたいなイメージを受けました。これは、僕には明確な作曲上のミスに思えるのですが、どうでしょう。

CMということで思い出したのですが、二つ目。これはまぁ有名ですし今更ですが。

新日本ハウスのCMです。最近、『水曜日のダウンタウン』で取り上げられてちょっと話題になってるみたいですね。これに関しては語感というか歌詞の日本語の問題です。これ吉幾三さん作詞作曲らしいのですが、誰か止めてやらなかったのか…。

一つは「優しく育った樹木 香りを入れて」

「樹木香り」という謎のフレーズが登場します。「木々の香り」とかじゃダメだったんでしょうか。

もう一つは「この町で一番すてきで暮らしたい」

完全に「すてきに」の間違いです。どちらも形容動詞すてきだ、の連用形*1ですが、この場合はどう考えても「に」でしょう。

ちなみに、新日本ハウスのホームページにこの曲についてのページがあり、歌詞も動画も載っているのですが、明らかに歌詞が間違っています。動画と一致してないです。ここまでツッコミどころあるともはや謎です。

最後。

これもCMで耳にしてたんですが、乃木坂46の『インフルエンサー』です。

influencer:影響者というタイトルなんでしょうが、こうカタカナを一音一音「イ・ン・フ・ル・エ・ン・サー」と歌われると、もうなんかインフルエンザに聞こえてきます。英語をカタカナにして日本語的な音の当て方で歌にすると変になる好例です。これももうちょっとどうにかならなかったんですかね…。

どうでもいいですけど、最初のところ歌詞「ブンブンブンブン…」って歌ってるんですね。ブンブンというとこれを思い出しますが、秋元康さんは一体どんな気持ちでブンブン書いてたんでしょうね…。

*1:だろ、だっ、で、に、だ、な、なら、って覚えさせられましたよね