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テロのはなし 番外編(パリのテロについて)

数日前からテロについて書いている最中、パリで同時多発テロが起きました。

この事件について、「番外編」と銘打って記事を書くことは少しはばかられますが、僕の書いていた本筋とはほんの少しズレることにはなり、且つ、しかしこの事件については書かざるをえないと感じるため、この掲題にて書くこととします。

120人以上が亡くなったというこの事件はあまりに痛ましく、許しがたい非道な行為であり、このような行為は当然ながら決して肯定出来るようなものではありません。

しかし一方で、こういったテロというものは決して、一部の頭のおかしい個人や集団が引き起こす愚行である、という単純な解釈では捉えられないものであり、これらは社会や世界の構造から生み出されているものである、ということを肝に銘じる必要があると僕は考えます。これは宗教的な闘争、政治的な闘争、などといった個別の事象を超えた、もっと根本的な問題です。

以前の記事にて書いたことを、あえて今繰り返します。僕はテロ自体を否定しません。いくら不謹慎であると言われようが、愚かであると言われようが、非難・批判を受けようが構いません。勿論それによって意見を変えることもあるでしょうが、今、この時点での僕の立場の表明としては、その通りなのです。

しかし僕は同時に、今回のパリの事件のような、人々の命を奪う残虐な行為は断固として否定します。背景にどんな事情があったにせよ、これは圧倒的な悪であると、僕は断じたいと思います。

ねじれを感じられるかもしれませんが、これはハッキリさせておく必要があると考え、このテキストを書き置くこととします。